「登山って痩せるって聞くけど、本当?」

そう思ったことがある方、少なくないのではないでしょうか。

ジムは続かない。
ランニングも三日坊主。
だけど自然の中なら、楽しく動けるかも?

そんな軽い気持ちで、夫婦で“登山ダイエット”をゆる〜く検証してみました。

今回選んだのは、神奈川県の初心者向け低山「高麗山」。
湘南平までの往復約3時間のコースに、食事ナシ&水分のみで挑戦!
「一回登ったくらいで痩せるわけないよね〜」
なんて話していた私たちですが、果たしてその結果は……?

登ったのは、初心者向けの「高麗山」往復3時間コース

今回登ったのは、神奈川県の高麗山(湘南平)。
スタートはJR大磯駅から徒歩15分ほど、高来神社の裏から登り始める、往復約3時間のルートです。

「往復3時間」と聞くとちょっとハードに聞こえるかもしれませんが、
実際はのんびり登れる道が多く、お年寄りや子どもでも登れるやさしい山です。

登山前に体重をチェック!

まずは登山前の体重を測っておきました(あとでの比較が楽しみ)。


  • 【夫】:63.5kg

  • 【妻】:54.5kg


今回は食事をとらず、水分だけでチャレンジ。
(初心者の方は、シリアルバーやゼリーなどの非常食を持って行くのがおすすめです!)

いざ登山スタート!リアルな感想は…

登ってみてのリアルな感想をまとめると、こんな感じでした。

【私(夫)】:思ったより余裕あり。汗もあまりかかず、もう一回登れるかもぐらいの体力の余力あり

【妻】:しっかり汗をかいて「ちょうどいい疲れ」登りきった瞬間に「ビール飲みたい!」と叫ぶ(笑)

風も心地よくて、景色にも癒されました。自然の中にいると、なんだか気持ちも整っていく感じがします。

帰宅後、ドキドキの体重測定!

さて、いよいよ登山後の体重測定。結果はこちら!

【夫】:63.5kg → 63.2kg(−300g)
【妻】:54.5kg → 54.4kg(−100g)

えっ、減ってる!!!!????

「さすがに変わらないでしょ〜」と話していただけに、ちょっとびっくり。

とはいえ、汗をかいた直後なので、「これってダイエットなの…?」という疑問も。


喜んでいる妻

ChatGPT先生に聞いてみた「なぜ減ったのか」

気になったので、困った時のお決まり、ChatGPT先生に聞いてみました。

結論から言うと、今回の体重減少は「脂肪が燃えた!」というよりは、
以下の3つの理由が大きそうです。

① 水分量の変化
登山中の発汗や呼吸で体内の水分が一時的に減少。

② むくみの解消
全身を動かすことで血流やリンパが促され、むくみがスッキリ。
※ちなみに冷え性の夫のほうが体重が減ったのは、普段滞っていた体内の循環が動いたからかも?むくみやすい人ほど、こういう変化は出やすいのかもしれません。

③ 消化活動の抑制
食事をとらなかったことで胃腸が休まり、体内のエネルギーが少し消費された可能性も。

つまり、「脂肪が落ちた」わけではなく、一時的な体の変化による減少だったというのが現実的なところです。

やっぱり、ダイエットはそんなに甘くないですね。笑

でも、だからと言って今回の登山に意味がなかったかというと、そんなことはありません。

数字以上に感じた“いいこと”がたくさんあった

たった1回の登山で、「続けたくなる理由」がたくさん見つかりました。


  • 運動なのに苦じゃなかった(by 妻)
    景色を見ながら歩いていたら、あっという間。筋トレより全然楽!

  • 気分がスッキリした
    自然の中でスマホも忘れて歩く時間は、まさにデジタルデトックス。

  • 夫婦の会話が増えた
    一緒に汗をかいて、ちょっとした困難を乗り越えることで、会話も深まりました。実際に登山を始めてから、前より仲良くなった気がします。


ちょっと体を動かしたいなら、まずは低山からどうぞ

正直、劇的に痩せたわけじゃない。
でも、登山ってこんなに気持ちよくて、前向きになれるんだなと実感しました。

「運動しなきゃ…でも続かない」という人ほど、
“痩せるため”じゃなくて、“気分転換”くらいの気持ちで登ってみてほしいです。

ちなみに、今回の高麗山のほかにも、こんな“ゆる登山”がおすすめです:

  • 高尾山(東京):初心者の聖地。ケーブルカーもあり、気軽さ◎

  • 金時山(神奈川):富士山ビューが楽しめて、ご褒美感あり

  • 六甲山(兵庫):アクセスがよくてコースも多彩

痩せるために」じゃなくて、「また行きたいな」って思える運動が、結局いちばん続けやすいのかもしれません。

次の休み、ぜひ近くの山からふらっと登ってみてください。気づかないうちに体も心も、少し軽くなっているかもしれませんよ。

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